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商標の希釈化とは著名な商標が、権利者以外に使用されてしまうことで、登録商標そのものの自他識別力が失われてしまい、商標の機能が弱まってしまうことをさします。

商標の希釈化が何故起こるか?

商標の保護対象は「マーク(標章)」そのものではなく、あくまでもそのマークに使用されることで付与される「信用」が保護されます。原則、指定商品や指定役務に類似していない商品等に、権利者以外が登録商品を使用しても商標権の侵害とはなりません。
しかし著名商標に限り、商標の権利者以外のものが指定商品等に類似していない商品等を使用する場合商標の希釈化が生じてしまいます。

商標の普通名称化による希釈化の具体例

セロファン製のテープが「セロテープ」と呼ばれていたり、調味料の「味の素」と呼ばれているのは、商品が登録商標でありながら、あまりにも一般的に使われるあまり、普通名称化して商標の機能が弱まってしまう例です。

Posted at 2008-10-10

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